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野菜売り場で有機野菜やオーガニックの表示を目にすることが増えましたよね。
なんとなく体にいいことはわかっているけれど、なにが違うかわからない。
そこで今回は、有機栽培とオーガニックの違いと減農薬栽培、無農薬栽培、自然農法の3つの農法ついてまとめていきます。
この5つの農法を簡単にまとめるとこのようになります。
- 有機栽培:化学肥料を使用しない環境にやさしい栽培方法
- オーガニック:有機栽培と同じ意味
- 減農薬:農薬を減らす栽培方法
- 無農薬:農薬を使わない栽培方法
- 自然農法:除草もせず農薬も肥料も使わない栽培方法
それでは、 詳しくみていきましょう。
有機栽培とは
有機栽培とは、化学肥料を使用しない環境にやさしい栽培方法です。
明確な基準があり、有機農業推進法によって定義されています。
- 科学的に合成された肥料、農薬を使用しない
- 遺伝子組み換え技術を利用しない
- 箇条書きにしたい内容3農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する
参考:【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~:農林水産省
オーガニックとなにが違うの?
微生物の力で分解させたたい肥を使う栽培方法をオーガニックと呼んでいましたが、徐々に農薬や化学肥料を使わない栽培方法もオーガニックと呼ぶようになりました。
現在では、有機栽培とオーガニックは同じ意味で使われます。
有機栽培は土づくりから始まる
有機栽培は、2年以上化学肥料や農薬が使われていない土壌で行います。
この土づくりが大事なのです!
土づくりだけでなく生産過程でも明確な基準があるので、有機農産物として認められるには、これらの厳しい基準(有機JAS規格)をクリアしなければいけません。
有機JAS規格
有機JASマークは、自然の力で生産された食品を表すマークです。
農産物だけでなく、飼料や畜産物、加工食品につけられます。
有機JASマークがついている食品は化学肥料が使われていません!
この有機JASマークを貼るには、登録認定機関の検査をうけて認定される必要があります。
有機JASマークがない農産物などには、有機やオーガニックなどの表示は禁止です。
無農薬栽培
無農薬栽培とは、生産する過程で農薬を使用しない栽培方法です。
ですが、全く農薬が含まれないということではありません。
土に農薬が残っていたり、近くの畑から農薬が飛んでくる可能性があるからです。
また、農産物に全く農薬が含まれないことを示す基準や認定する機関がないので、「無農薬」という表示は現在は禁止されています。
減農薬栽培
減農薬栽培とは、使用する農薬を減らす栽培方法です。
しかし、無農薬栽培と同じように明確な基準や認定機関がありません。
- 農薬を使用する回数を減らしているのか
- 1度に使用する量を減らしているのか
- 量を減らしてもその農薬の毒性はどうなのか
明確な基準がないので、減農薬栽培にはあいまいなところが多いです。
そのため、減農薬という表示も現在は禁止されています。
自然農法
自然農法では、4つのしないことがあります。
- 耕さず(不耕起)
- 除草せず(不除草)
- 肥料を与えず(無施肥)
- 農薬を使用せず(無農薬)
この4つに準じて作物を栽培するのが自然農法です。
自然農法の手法は人によって少しずつ違うよ
虫もいるし雑草も生えますが、自然の力で土は肥えていきます。
作物は、人間が手を加えなくとも立派に育つのです!
さいごに
オーガニックの野菜や果物は、農薬を使わない分とても手間がかかります。
購入できる場所が増えてきてはいるものの、まだまだ気軽には購入しずらいのが現状です。
オーガニックの野菜や果物が、もっと買いやすくなればいいな。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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