毎度おなじみになりつつある、
元フルーツ屋のフルーツ大好き人間によるフルーツ特集!
今回は、スイカの謎に迫っていきます。
スイカに塩をかけると甘くなるのは、なぁぁぁぜぇぇぇ。
それでは、レッツゴー!
いつから塩をかけて食べるようになったの?
スイカが日本に来たのは室町時代より後だとされています。
そして全国に広まったのは江戸時代後期。
詳しくはわかっていませんが、スイカに塩をかけるようになったのは江戸時代である説が有力です。
現在、私たちがが食べているスイカは、品種改良によって甘いスイカになっています。
ですが昔のスイカは甘さがなく、なにかをつけて食べることが普通でした。
体が資本だった時代に、効率よく栄養が摂取できておいしい組み合わせがスイカに塩だったのでしょう。
スイカは、水分、糖分、ミネラルが豊富に含まれていますが、唯一塩分がありません。
農作業などで汗をかいて水分塩分が失われた体には、塩をかけたスイカがぴったりだったのでしょうね^^
昔の人の知恵ってすごい。
スイカに塩をかけると甘くなる理由
どうして甘いスイカにしょっぱい塩をかけると甘く感じるのでしょうか。
塩をかけたらしょっぱくなるはずですよね。
その答えは、みなさんの舌にあります。
正しくは舌じゃなくて、味覚ですが。
味の対比効果
人の味覚は、甘さよりもしょっぱさを先に感じます。
甘さを感じる前にしょっぱさを感じることで、より甘く感じるようになるのです。
たとえば、あま~いチョコレートを食べた後にみかんを食べたら酸っぱく感じますよね。
まさにこれです。
この現象のことを、「味の対比効果」といいます。
2つ以上の異なる味が混ざり合って1つの味が強まるのです。
人間の味覚って不思議ですね。ふむふむ
でもこの味の対比効果はバランスが命なので、塩のかけすぎはただの塩っ辛いスイカになりますのでかけすぎ注意です。
スイカに塩をかけて熱中症対策を
スイカに塩をかけると甘くなる理由は、意外と単純でしたね。
これから暑い夏の本番です。
体は汗をかくと、塩分がほしい。
体は疲れると、糖分がほしい。
そんな時こそスイカの出番。
塩をかけると甘く感じるだけじゃなく熱中症の予防にもなるなんて、
スイカもなめてかかってはいけませんね。
今年の夏は、スイカで美味しく熱中症を予防しましょう♪♪
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