こんにちは。
元フルーツ屋のフルーツ大好き人間による、フルーツ特集。
今回は、さくらんぼ界の期待の新生【紅秀峰(べにしゅうほう)】です。
紅秀峰(べにしゅうほう)というさくらんぼのことを知らない人も多いと思います。
実際私も、果物屋で働くまで1mmも知りませんでした。
しかし紅秀峰(べにしゅうほう)は、かの有名なさくらんぼの王様「佐藤錦」にも負けず劣らず、ちょーーーーーおいしいさくらんぼです。
てことで今回は、最近はギフトでも人気が高まっている紅秀峰(べにしゅうほう) について紹介します。
紅秀峰(べにしゅうほう)の特徴
紅秀峰(べにしゅうほう)は、佐藤錦と天香錦(てんこうにしき)を交配してつくられた新しい品種です。
市場のほとんどを佐藤錦が占めているさくらんぼ市場。佐藤錦強すぎっ
その佐藤錦にも劣らない期待の新生として紅秀峰が注目されているのです!!!
紅秀峰がんばれー!(゚Д゚)ノ
大粒で糖度が高い
紅秀峰(べにしゅうほう)はきれいなルビー色をしていて、佐藤錦よりも大粒です。
しかも、固めで歯ごたえがあるので、食べ応え抜群!!!!!らぶ。
そしてそして、なんといっても酸味が少なくて、熟すと糖度が20度前後まであがるのでめちゃめちゃ甘いです!!!
ちなみに各果物の平均糖度はこのくらい^^
- グレープフルーツ 10.0
- オレンジ 10.3
- キウイ 11.2
- みかん 12.1
- りんご 15.0
- ぶどう 17.5
- バナナ 21.0
お分かりいただけたでしょうか、紅秀峰の糖度20度というのはすごい数値だということを!!!
大粒で甘い紅秀峰は、噛んだ瞬間じゅわぁ~~~っと果汁が広がって、お口の中が幸せいっぱい。お腹もいっぱいです♪♪
産地と旬
紅秀峰の主な産地は山形県で、全体の8割を占めています。ありがたやー。
昭和54年に山形で開発され、平成3年に品種登録されました。
ハウスで栽培されるものは、6月上旬に収穫されますが、露地栽培のものは6月下旬から7月中旬まで市場に出回ります。
晩生種(旬の最後の方に収穫される品種)なので、佐藤錦の旬が終わりをむかえようとしているときに収穫時期がくる紅秀峰は、まさに期待の新生なのです!!!
佐藤錦と紅秀峰のちがい
知名度、実力ともにトップに君臨するのが佐藤錦。
佐藤錦は、さくらんぼシーズンのはじめからおわりまで収穫され流通します。
だ、か、ら、さくらんぼ生産量の8割を佐藤錦が占めることができるのです。
しかし、さくらんぼの王様「佐藤錦」にも欠点はあります!!!
誰にでも欠点はある、人間と同じですね。黙れ
シーズン後半の佐藤錦は、実が柔らかくなりやすくアルコール化しやすいので、発送するときにどうしても過熟のリスクが高くなってしまいます。(栽培方法、生産地でちがいあり)
簡単に言い換えると、おいしいものほど劣化しやすく実が柔らかくなりやすいので、日持ちがあまりしません。
この欠点を、保存性が高い紅秀峰がカバーできるのではないかと言われているのです!!!がんばれー!!!
紅秀峰が保存性が高い理由
理由その1 実が固い
紅秀峰は、佐藤錦に比べて実が固いので、その分アルコール化しにくく発送時の過熟のリスクが低くなります。
理由その2 高温に強い
紅秀峰は高温にも強いため、配送中の温度変化にも耐えられる=痛みにくいということです。
つまり、
- 実が固い=アルコール化しにくい=過熟のリスクが低い
- 高温に強い=配送中の温度変化に強い=痛みにくい
ということ^^
この保存性の高さと見た目のきれいさから、近頃はギフト需要が増えてきており、
またお中元の時期に収穫が重なることも、人気が上昇している要因でもあります。
まとめ
佐藤錦に負けず劣らずの紅秀峰。
自宅用にお取り寄せするもよし、日ごろの感謝を伝えるために贈り物 とするもよし。
ぜひこの機会に、大粒であま~い紅秀峰をぜひ食べてみてください^^
紅秀峰で、みんなハッピー\(^o^)/♪♪
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